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「中国ともシンガポールとも、全然違う」ドバイ出身エンジニアが“日本人と働きたい”と語る理由

TieUpsに在籍するメンバーは、国籍もキャリアもさまざま。
今回は、データサイエンティスト・カジ・ジシャンの「仕事で大切にしているモットー」、およびそれを実現するTieUpsの環境についてのインタビューをお届けします。

スーツを着て自転車!? さまざまな海外経験があっても「日本人だけはわからない」

ーージシャンさんはドバイ出身なんですよね? 日本に来た経緯を教えていただけますか?

そうです。大学生のときに機械工学を学んでいて、長期休みで中国、フィリピン、マレーシアとアジアの国々を訪れたんです。

そのなかで、日本では広島に来たんですが、「あれ、この人たちはちょっと違うぞ」と驚きました。

ーー何が違ったんですか?

スーツを着て自転車に乗ってるところ(笑)。

ほかのアジアの国ではそんな人いなかった。多分この人たちは、仕事にすごくマジメなんだ!と思って驚いて。

10時から仕事始めだったら、ほかの国は10時15分に来ますよ。でも日本の人は10時15分前に来るでしょう?(笑)

なんでそんなにマジメなんだろう?って。帰国してからもずっと日本のことを考えてました。

ーーただ、グローバルに考えると、中国やシンガポールなども技術者にとっては魅力的な国なのではないかなと思うんですが……。

じつはシンガポールにも2年住んでたことがあるんです。すごくいい国だったんですが、自分はイギリスでも生活したことがあって、英語圏の文化はある程度、“わかるな”と思ったんです。

でも、やっぱり日本だけは“わからない”(笑)。

ーーわからない(笑)。

気になってしまったんですよね。それで、調べたら、フィリピンで日本語を学ぶクラスがあったんです。自分がどこまで日本に魅力を感じているのかという気持ちを確認するために、1カ月通って、日本語を勉強したんです。

それで、「やっぱり気持ちは変わらない。日本に行きたい」と思って来日。最初は茨城で2年間日本語を勉強しました。

そのあと新潟に行って、専門学校でAIシステムを学びながら、小学生、中学生、高校生などにプログラミングを教えていました。

ーーすごいバイタリティですね……

ただ、当時の先生たちとさまざまな意見をぶつけあって、考えかたが違うのではないか?と思うこともありました。

そんななかで、転職サイトでTieUps社の小原さん(※小原史啓。現代表)から連絡をいただいたんです。

ーーなるほど。TieUpsはどういった印象でしたか?

直感的に「私をわかってくれる会社」だと思いました。

それまでいろんな日本人と喋ったことはあったけど、小原さんの雰囲気がすごくよかったと感じたんです。

ーー具体的に言うとどういった点がよかった?

「賢さ」と「わかってくれる」っていう感覚の両立を感じたんですよね。あとは、“社長なのに社長っぽくない”ってすごく思いました。

日本のすぐれた経営者は、すごくビジネスに特化している印象があったんです。それは日本だけではなく海外でも同じですが……。

小原さんはビジネスだけというよりは、複雑なコミュニティサービスを運営しようとしながら、それプラス“自分のデザイン”を持っている人。技術者としてすごく共感したんですよね。

仕事のモットーは「日本人と同じように働く」

ーージシャンさんの、今の「仕事のモットー」や大事にしていることがあれば教えてください!

「日本人といっしょに仕事をやりたい」ですよね。

ーー日本人といっしょに……。

さっき言ったように、日本人はすごくマジメなところもあるし、自分からすると何を考えているかわからないところもある。それはきっと、すごくいいところだなあと思うんです。

そして、せっかくそんな面白い国に来ているんだから、自分もそんなふうに、面白い働き方をしたいと思うんです。一体感を感じたい。

ーー日本人の働き方は、世界的に見ると“つまらない”と、魅力的じゃないように言われることが多いイメージなので、少し意外です。

そんなことないです。たとえばlit.linkやWeClipのユーザーに、AIを使って新たな“コミュニティ”をサジェストしたり……ユーザーとコミュニケーションを取る仕事のたびに思うんです。こんなに面白いことはないなって。

ーー何が面白いですか?

うーん、ユーザーさんたちは若い人たちがすごく多いでしょう。

そんなユーザーさんたちが書いていること自体が、一番面白いし新鮮ですね。世界のなかでも独特な、日本のファッション、言葉、などなどに直接触れられる。

“やんちゃ”って言うのかな? 友だち同士で使うような言葉とかね。

そして、海外や日本でもいろいろな職場環境を見てきましたけど、どうしても“やる仕事が事前に決められている”という職場がほとんど。

TieUpsは、自分で何かを提案したら本当にすぐ実現できるし、すぐにサービスに反映できる。

魅力的な環境だなと思いますね。

ーー今後はジシャンさんは、TieUpsのサービスをどうアップデートしていきたいと考えているんですか?

システムオプティマイゼーションだったり、ユーザー体験向上のためのチャットボット実装だったり……さまざまなことにチャレンジしたいですね。

ドバイ、シンガポール、日本でも複数の都市など、世界中でいろいろな職場環境を見てきた自分がこれだけ働きやすくてチャレンジングな場所だと思うので……興味を持ってくれた方にはぜひオススメしたい会社だと思いますよ。


TieUps株式会社では、プロフィールサイト「lit.link」やコミュニティデザインSNS「WeClip」を一緒に作っていくエンジニアを募集しています。
(正社員を募集中ですが、まずはお試し入社も可能です。)

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