Tie Ups

エンジニアの世界にも、“ありがとうとお疲れ様”を定着させたい。TieUps社CTOの密かな野望

TieUpsに在籍するメンバーは、国籍もキャリアもさまざま。
今回は、CTO・土井優紀の「仕事で大切にしているモットー」、およびそれを実現するTieUpsの環境についてのインタビューをお届けします。

「宿題やらされてる」感覚だった開発会社時代。目指した“パーマネントトラベラー”とは?

ーー土井さんは現在CTOとして活躍されているとのことですが、かなり順風満帆なキャリアを歩まれてきたということなのでしょうか?

いやあ、そんなことはないですね。
もともと新卒から開発会社に4年いて、ずっと営業が取ってきた案件をやり続けるような生活をして、自分が“永遠に宿題やってる感覚”になっているなと感じてたんです。

京大出身の天才肌な先輩に、みっちりOJTしてもらって、めちゃくちゃ力をつけさせてもらった実感はあるんですが、やはりずっと宿題やるのはきついなーと思ってフリーランスとして独立したんです。その後法人化もしました。

ーーでは、フリーランスのエンジニアとして快調だったんですね。

そうなんですけど……、仕事を整理しているタイミングで、やはり“日本は税金や社会保険料が高すぎる”という話になって。

ベトナムに住もうかという計画を進めてたんです。

僕は一時期、日本にいないで「パーマネントトラベラー」として生活しようとしていて……

ーーパーマネントトラベラー……?

そうです。どこの国に住所を置くわけでもなく、3カ月いて、外国に出て、また戻るみたいなことを繰り返す。
そういうパーマネントトラベラーになろうとしてたんです。

当時、デジタルノマドな人たちのうち、そういった動きが注目を集めていたんですね。

……だったんですが、コロナ禍でそういうことができなくなったタイミングで、TieUpsの小原さん(※小原史啓。現代表)に“東京でいっしょにやりたいです”って言われたんです。

小原さんがTwitterでエンジニアを募集してて、面白そうだなと思ってDMしてたことが発端で。

ーーおお。しかしリモートではなく東京で……?

そうなんですよね。僕は最初は「リモートでええやん」と思ってたんですが、“膝を付き合わせて、エンジニアが働きやすいカルチャーづくりをする”ってことに、やっぱり興味があることを感じたんです。

それで、自分なりの理想の環境を求めて働いてみようと決めたんです。

結局今では、パーマネントトラベラーをやりたいみたいなのは、薄いかなあ。

現在のチームビルディングのコツは「宿題化しないこと」

ーー“膝を付き合わせてのチームづくり”ということですが、土井さんが大事にされているモットーなどはあるのでしょうか?

「ありがとうとお疲れ様を忘れない」ことですかね。

ーーありがとうとお疲れ様?

僕、最初の開発会社での仕事がイヤになった理由をずっと考えてたんですけど、「ありがとうとお疲れ様」がなかったからじゃないのかなって。

さっき「宿題やってる感覚」って言いましたけど、宿題って、やっても先生に“ありがとうもお疲れ様も”言われないじゃないですか?

ーーたしかに。やって当たり前という感じですね。

エンジニアリングって、働いていると“脳みそ削られる”感覚があり、やっぱりキツい。その結果として、「ありがとう」も「お疲れ様」もないと“やらされてる感”がすごいんだなと。

ーー土井さんは、現在のTieUps社の組織づくりで、どうやってそこを突破しようとしているんですか?

うーん、非常に難しい話ではあるんですが……「反応する文化」をつくることですよね。

タスクが終わったときに「ありがとう」や「お疲れ様」はなるべく言うようにしています。当たり前すぎる話ですが(笑)。

ーーなるほど。地道に反応していって、社内のつながりを強めていく。

あとは、開発スタイルとして、タスクを割り振らず、エンジニアが自由に取っていくかたちにしていること。さらにタスクに納期を設けないこと。

このあたりは、「宿題」にならずに、自走する開発組織であるために、意識している文化ですね。

ーー逆に、土井さんのなかでTieUpsの開発チームにおける今後の課題などはあるのでしょうか?

正直、まだ小さいチームなので……“まだ全員野球できる”なとは思うんです。

ただ、ここから組織がスケールしていくと、一人ひとりの責任感が薄れていって組織力の弱まりを感じることは絶対ありますよね。

そこでもう一度メンバーのコミットメントを高める手法は、すごく難しくなってくるでしょうね。この記事を読んでる人でいい手法を知っている人がいたら、教えてほしいです(笑)。


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